育つ福祉

晩秋になると畑では来春収穫する、たまねぎ、えんどう豆、空豆などを植え付けます。久しぶりに晴れの日曜日になり、朝から顔見知りの苗屋さんに伺いました。畑は連日の雨続きでぬかるんでいて、事前になにも準備ができなかったので、水分を多く含んだ土に奮闘しつつ、4本の畝を作り上げました。これから植え付けですが、終わったのは正午近くになっていました。中腰の作業が続くとさすがに足はガクガク、腰は固くなり、額からは汗が噴き出していました。それでも楽天家の私は“今年もできた、爽快”とつぶやき、まだまだやれる・・と空元気を楽しみました。
これから順調に生育すると来年5月中旬には収穫できます。たぶんオニオンサラダと空豆で冷えたビールをのど越しに・・後はえんどう豆のまぜご飯などと夢見ることができそうです。野菜は季節の決まりごとに敏感に順応してくれますので、世話の分だけ良い結果をもたらしてくれます、17年間の野菜作りの経験から、作業を段取りよく進めることで収穫も相応に期待できることを知りました。
もう10年になりますが東京大学先端科学技術研究センターが主催する、障害のある若者の修学を支援するプロジェクトが進んでいます。DO-IT Japan (Diversity, Opportunities, Internetworking and Technology) プログラムは,障害や病気のある小中高校生・大学生の高等教育への進学とその後の就労への移行支援を通じ,将来の社会のリーダーとなる人材を育成するための取組です。「テクノロジーの活用」をテーマに据え,「セルフ・アドボカシー」,「障害の理解」,「自立と自己決定」などのテーマに関わる内容になっています。
DO-IT Japanは,対象者に応じて3つのプログラムから構成されており、
・スカラープログラム(中学生/高校生・高卒生/大学生・大学院生対象)
・PALプログラム (小・中学生とその保護者、高校生・高卒者、大学生・大学院生対象)
・School プログラム(学校/教員対象)
があり、毎年、全国から応募があるので日々のサポートはインターネットが主で、悩みや困りごとの相談,近況報告,情報提供,ディスカッションなどが準備されています。詳細は年度報告書が掲載されていますのでご確認ください。
ぷろぼのは障害者福祉の就労支援に取り組んで12年になりますが、これまでは障害者は社会的弱者で可能であれば健常者並みに働き自立した生活ができるようになる、これを目標にしていましたが、すでに障害があっても将来社会のリーダーになる人材を育成するDO-IT Japanプロジェクトは大いに励みになります。能力と意欲の高い彼らに大きな夢と可能性を示してくれています。今後もぷろぼのは、すべての「人」の能力や可能性を広げる活動を進めていきます。

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